厚生年金基金とは
厚生年金保険法に基づいて設立された厚生年金基金が、厚生年金の老齢給付の一部を国に変わって支給する(代行給付といいます)とともに、それぞれ独自の年金を加算して給付するものを厚生年金基金制度といいます。
厚生年金基金の特徴
設立形態によって、1つの企業が単独で設立するもの(単独設立)、主力企業を中心に複数の企業が設立するもの(連合設立)、業界団体などを組織母体として多数の企業が集まって設立するもの(総合設立)に分けられます。
厚生年金基金の税制
拠出時 |
企業:損金 加入員:社会保険料控除 |
運用時 |
運用収益:非課税 ※特別法人税は原則非課税(一定給付水準以上に課税されるが、現在凍結中) |
給付時 |
年金:雑所得(公的年金等控除の対象) 一時金:退職所得(退職所得控除の対象) |
|